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身体的拘束最小化について

身体的拘束最小化について

身体的拘束最小化と当院の取り組み

身体的拘束とは、患者さんの身体の自由を制限する行為のことを指します。身体的拘束は、転倒・転落防止や治療上の安全確保を目的として行われることがありますが、患者さんの尊厳や日常生活動作に影響を及ぼすだけでなく、身体機能や認知機能の低下、不安や苦痛の増大につながるおそれがあります。
そのため、身体的拘束の最小化は、患者さん一人ひとりの尊厳を守り、安全で安心できる医療・看護を提供するうえで重要な取り組みです。
当院では、身体的拘束最小化に関する方針を決定する身体的拘束最小化チームを設置しています。さらに、医療安全管理部門を中心に多職種が連携し、身体的拘束を行わないケアの推進に加え、やむを得ず身体的拘束を実施する場合の適正な判断、および早期解除に向けた取り組みを継続しています。

身体的拘束最小化に関する体制

当院では、身体的拘束最小化に向けて、医師、看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなど多職種が連携し、組織的に取り組んでいます。
患者さんの病状や生活背景を踏まえながら、身体的拘束を回避するための方法を検討し、必要に応じてケア方法や療養環境の見直しを行っています。
また、身体的拘束最小化チームを中心に、院内の現状把握、課題の抽出、改善策の検討、職員への周知・教育を行い、身体的拘束最小化の体制強化を図っています。

構成メンバー

身体的拘束最小化に関する取り組みは、医師をはじめ、看護師、薬剤師、リハビリテーションスタッフなどの多職種チームが中心となって推進しています。各職種が、それぞれの専門性を活かしながら、患者さんにとってよりよいケアの実現を目指して、身体的拘束最小化に向けた検討と改善を継続しています。

主な活動内容

当院では、患者さんの尊厳を守りながら安全な療養環境を提供するため、主に以下のような活動を行っています。

  • 身体的拘束の実施状況および解除状況の把握、評価に関すること
  • 身体的拘束を回避するためのケア方法や環境調整の検討に関すること
  • やむを得ず身体的拘束を実施する場合の適正な判断と説明に関すること
  • 現場への介入(教育的介入・設備備品的介入)に関すること
  • 身体的拘束実施中の定期的な観察、記録、再評価に関すること
  • 身体的拘束の早期解除に向けたカンファレンスの実施に関すること
  • 転倒・転落、離棟、ルート類の自己抜去などのリスクに対する代替手段の検討に関すること
  • せん妄、認知機能低下のある患者さんへの適切なケアの推進に関すること
  • 身体的拘束最小化に関するマニュアルの作成、見直し、評価に関すること
  • 院内研修や教育活動を通じた職員の意識向上と知識の普及に関すること
  • ご家族への説明と協力体制の構築に関すること

身体的拘束最小化のための具体的な取り組み

当院では、身体的拘束を行わずに安全を確保するため、患者さんの状態に応じて次のような取り組みを行っています。

  • 生活リズムを整え、不安や混乱を軽減するための支援
  • 見守りの強化や病室環境の調整
  • ベッド周辺の整理、安全な動線の確保
  • 離床センサーや見守り機器等の活用
  • 痛み、不眠、便秘、脱水などせん妄の原因となる要因の早期把握と対応
  • リハビリテーションや日中活動の促進による身体機能の維持
  • ご家族との情報共有と協力による安心できる療養環境づくり
  • 多職種カンファレンスによる個別性の高い支援方法の検討

身体的拘束は「行わないこと」を基本とし、やむを得ず実施する場合であっても、その必要性を慎重に判断し、常に解除に向けた検討を行っています。

身体的拘束の実施状況

直近3か月の身体的拘束実施割合 ○○%

※身体的拘束実施割合(%)= 物理的身体抑制を実施した患者延べ数 ÷ 入院患者延べ数 × 100

相談窓口

当院では、身体的拘束最小化に関するご相談を受け付けています。
ご不明な点やご心配なことがありましたら、電話にてご相談ください。

  • 担当:身体的拘束最小化チーム
  • 連絡先:【電話】0982-73-1700(代表)

採用のご案内笑顔で患者と接してくれるあなたをお待ちしております。