研修医奮闘記
当院にて地域医療研修に参加した研修医のコメントを掲載しています。
平成29年3月
「高千穂での地域医療研修」
山﨑真理子
宮崎大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター
高千穂へは大学生の時に高千穂峡と天岩戸神社へ行ったことがあり、観光のイメージがありました。そして、3月ということもあり、高千穂は宮崎市より寒いだろうなと思って高千穂にやってきました。結論;寒いです。3月ですが雪も降りました。高千穂に研修に来る際はぜひ暖かいお布団を持ってきてください。とはいえ、春の訪れを感じることもありました。訪問診療や訪問看護、訪問リハビリに同行させていただいた際には、梅や桃、サクランボの花などが咲いており、高千穂の美しい山々を彩っていました。車が1台通るのがやっとというような細い山道を上って訪問することもありました。ご家族が在宅で介護をされているお宅や、一人暮らしの高齢者のお宅などを訪問し、バイタルサインの測定、診察やリハビリ、最近の様子を伺ったり一緒にお散歩させて頂いたり。こうした在宅での生活は、病院や開業医の先生、訪問看護、訪問介護、訪問リハビリ、地域包括支援センターなどの様々な関わりや地域での支え合いがあるからこそだと感じました。
その他にも内科外来や内視鏡検査、手術だけでなく、公民館で高齢者の方々に向けて糖尿病のお話をさせて頂いたり、特別養護老人ホームや地域の精神科病院で研修させて頂いたり、高千穂では多くの貴重な経験をさせて頂きました。どの病院で地域医療を研修しようか迷っている研修医の皆さん、高千穂での研修をお勧めします。
最後になりましたが、ご指導頂いた久米院長先生や押方先生をはじめとした先生方、病院職員の皆様、病院外研修を受け入れてくださった先生方、地域の皆様、本当にありがとうございました。
最後になりましたが、ご指導頂いた久米院長先生や押方先生をはじめとした先生方、病院職員の皆様、病院外研修を受け入れてくださった先生方、地域の皆様、本当にありがとうございました。