燈々無尽
このコラムは高千穂町の広報誌にも「病院だより」として掲載しています。
第23回
げんき荘所長兼務となって
副院長兼保健センター長 興梠知子
2016年4月号
① 連携については
1)ドクター出前講座の開催2)健康フェスの開催
3)検診から病院受診へつなぐ仕組み作り等を進めてきました。
② 「地域包括ケアシステム」
住み慣れた地域で、医療や介護のサービス等を利用しながら人生を全うできるようにするしくみのことで、それを推進するのもげんき荘の仕事ですが、まだまだ十分にできていません。
今後本町でも高齢化が進み、医療や介護のサービスを要する方の増加が予想されます。しかし、病気や要介護にならない「健康寿命」を延ばすような生活習慣を送ること(自助)、周りの人とお互いに助け合って、自分たちの生活を維持すること(互助)が何より大切です。心の健康も維持できるだけでなく、自分たちの税金や保険料の負担を増やさない結果にもつながるからです。